曼珠沙華を求めて嵯峨野へ･･･

久々に、お彼岸に入った昨日、京都嵯峨野へカメラ仲間と朝早くから出掛けました。

今年の残暑は殊の外厳しく、果たして彼岸花とも言われる「曼珠沙華」が咲いているか･･･？

市バスを終点「大覚寺」で降り、「直指庵」への道を歩き、大沢池のほとりをへ出ました。
数年前まで「菱」は勿論、蓮の花などにはお目に掛かれなかったこの池に、驚きました。池の真ん中あたりは蓮の「島」です。
周辺には「菱」がびっしり･･･。
23〜25日の恒例の「観月祭」のお船も又大変だろうな〜と･･･。

大沢池から広沢池までの、ゆったりした畦道に何故か落ちつきます。
道すがら作業をする農家の方に出合いました。
＜今年のヒガンバナは、いつもより4、5日遅いな・・・＞と。

遠く見渡すと、黄金色の稲の合間にチョコチョコ 朱い花が見えます。
戦後に流行した ＜赤い花なら曼珠沙華、オランだ屋敷に雨が降る･･･＞ の長崎物語の歌詞が想いだされました
（真夏のような暑さなのに･･･。年齢がわかるな・・・）

足下には紫色の「オオイヌノフグリ」や「遅れアサガオ」がそれなりの＜自己主張＞を見せていました。
例年ならもっともっと朱いベルトの様な風景に出会えるのに･･･。

嵐山をバックに楚々と咲く「曼珠沙華」にすっかり心が洗われました。

たどり着いた「広沢池」には悠々と水をたたえ傍らの葦に身を寄せる「シラサギ」が印象的でした。
きっと彼らもこんな暑さは＜想定外＞とか･･･。

今年の＜秋＞は如何なものか？
紅葉は･･･？。

阪神タイガース念願の首位に･･･

漸く、阪神が首位になった。

昔「大阪タイガース」と言った頃からのファンとすれば、TVの前で「快哉」と叫びたくなるもむべなるかなと、一人ほくそ笑んだ次第。

かつて、藤村、呉、御園生、若林、別当さんたちの時代からのファンとすれば、年期が違う！と辺りの人達に叫びたい心地ですらあります。

それにしても、近代スポーツで、これほど面白いものが他にあろうか？

一昨日のゲームでは、7本のホームランを放った巨人に、代打の檜山の一振りで勝利をおさめるんだから･･
日替りで、ヒーローが、出るのもファンとしては最高ですネ。

今夜もTVの前から離れられません。
首位をキープした明日の朝、新聞が休刊日なのが残念です。

（古い、隠れファンの独り言でした）

残暑厳しい「白露」

今日9月8日は、二十四節気の一つ「白露」。

今夏の暑さ、殊に残暑の厳しさには、ほとほとネを上げる始末。

本来クーラーを好まぬ、昭和一桁世代の私も、この８月は、寝室をクーラーで冷やし、又夜中に冷気で･･･といささか睡眠不足になりました。

今朝、久々に御近所を散策いたし、「夏」の名残りを見つけました。ノウゼンカズラ、サルスベリ、それに遅れ朝顔･･･など。

そろそろ秋気も加わりそうな「白露」の朝でした。

琴城カメラクラブ写真展の御案内

連日の猛暑に、皆さん如何対処なされていますか。

お盆の最中はお墓、お寺、精霊流し、施餓鬼等　暑さにもめげず一応務めました。

熱中症にならぬために、水分の摂取に務める毎日です。


御案内が遅くなりましたが。今阪急塚口のさんさんタウン3番館5階、スペースピボットで「あまがさきふれあいギャラリー・琴城カメラクラブ写真展」を開催中です。

私が講師を務める公民館グループで、15年に成ります。
今回も会員作品と私の賛助出品を併せて60点を展示しています。
会員各位の夫々個性の有る作品ばかりです。
会期は21日(火)までです。
遅ればせの御案内でした。

私は４点出品していますが、その中の2点を御紹介致します。

62回目の終戦記念日

８月15日 62回目の終戦記念日を迎えました。

当時中学校の2年生だった私たちは、武庫川尻の陸軍高射砲陣地の塹壕掘りに動員されていました。

お昼前になって兵舎の周辺が何となく慌しくなり、我々は整列させられました。
「今から重大放送が有るから･･」雑音の入り交じった難しい言葉でした。
「･･･偲びがたきを偲び･･｣だけが脳裏に残っています。
この後兵隊さん達は掘りかけた塹壕に書類なんかを投げ入れていました。
赤い炎に照らされた将校さんたちの顔が今も忘れられません。
無言の作業が不気味でした。

この時一人の兵隊さんが、我々の頭を撫でながら「日本は負けたけどお前達がいるから大丈夫や！」
この言葉が何故か思いだされます。
不思議なことに16日以後のことが思い出せません。
正に頭の中が真っ白だったのでしょう。
それまでは「勝つ！」と決めていたんですから･･･」


62回目の終戦記念日を迎えられて幸か不孝か？

特攻に志願して青い空に散っていった先輩たちの冥福を祈るや切